2005年静岡ホビーショー

 第16回モデラーズクラブ合同作品展のksin的視点でのレポート。
今年は過去最高の139のクラブが集う大規模な展示会となりました。

 2005年合同展示会参加メンバーは総勢14名。交代当番2日間3交代を行うには十分なメンバー数で、いつも当番+αが待機している状態でしたが、当番以外の人しかいないおかしな展開もあったりして、結構てんやわんやなクラブです。

 毎年、恒例となった青空背景のブース中央にクラブ看板を設置し、航空機関連作品を配置している。中央の大きな白い機体は副会長@IFV 作 1/48 アブロ・アローMk1。

 ブースのむかって左側は平和な情景やキャラクター、自動車など。1/72 ジェットヴィートルや1/48 サボイアが他のブースではあまり見られなかったのは意外でした。作者のkt氏もびっくり。

 向かって右サイドは気合いの入ったジオラマ,AFV作品群。とても当日まで必死で作っていたとは思えない仕上がりはさすがです。

 情景作品のアップ。一枚の立体画像という感じで切り取られた情景を模型で再現している。単品作品とはことなり自作部分が多く、作者の思いが各所に表現されているので、作者の解説を聞けた人はいっそう楽しめたことでしょう。

 名前も分からないような飛行機や有名機だけど、どこか塗装が異なる飛行機が並んでいる。当IFV構成メンバーの性格が伺えるコーナー。下段の作品はいづれも1/72でカラフルなピッツがかわいい。

 老若男女問わず好評だった日比会員作、平和な昭和の情景。たくさんの人か氏の解説を聞いてしきりに感心していた。

 しんせんぐみさんのブースに展示されていた安堵氏の作品。VLS発射時の光と影を塗装で表現した挑戦的ジオラマ。なによりもksinが注目したのは艦首が切り裂く波の表現の見事さ。船が進行することで切り裂かれた水が船体に沿って立ち上がり、めくれるように広がっていくさまを見事に表現していた。水のしぶきはビーズを使って表現しているそうだ。ksinもできる事ならピットロードの”1/700みらい”でチャレンジしてみたい・・・。

 毎年、見事なジオラマ仕立てで作品を魅せてくれるOTAC鈴木さんの作品。白色彗星に飲み込まれる地球艦隊のシーン。アンドロメダはもちろんバンダイの物に手を入れて製作しているそうなので、帰宅後キットを仮組みしてぼーぜん!キットは見なかったことにして箱を閉じました。もしもksinが将来アンドロメダを作るときにはこれを参考に・・・。

 え〜、こちらも毎年見事な旅客機を展示されている和田さんの1/72コンコルド。着陸灯、航法灯等が点灯されており、マーキングもひと味違った精密感のある作品。資料として、ビデオや本を参考にされたそうだ。近い将来、作るときの参考に裏側までみせてもらったんですけど・・・。
 この他にも、たくさんのすばらしい作品が展示されていました。中には初日だけしか展示されていなかったものがあり、二日目には撮影できなかったので残念な思いをしました(反省)。そのうちの幾つかは後日発行される本に掲載されるようなので、そちらでもゆっくり鑑賞できることでしょう。
けいしんのぺーじ