十二試艦上戦闘機

 上から見た十二試艦上戦闘機2号機。機体パーツ以外は零戦11型のものを使用しているが、レジンパーツの機体は収縮しているのでぴったりとは合わない。もっともズレが大きい主翼パーツの間には瞬間接着剤の流し込みタイプを使用し、表面張力で盛り上げたあと硬化スプレーで固める荒療治でごまかしている

 上からみると2号機との違いであるフラップとエルロンの幅の違いがわかる。幅の広い1号機のフラップは裏から見ると五角形の補強部が対象になっている。このフラップの幅は後に五二型の幅の狭い主翼で復活するが、主翼の幅が五二型と同じである三二型は、なぜか幅の狭い2号機のフラップの幅を採用しているので、エルロンとの間に固定部分が存在するのがおもしろい。

けいしんのぺーじ