十二試艦上戦闘機1・2号機

 新たに知り得た情報を元にガルテックスの1/72を用いて十二試艦戦の1号機と2号機を制作できるようにデカールを起こした。
 試作機らしく1号機と2号機ではエルロンの幅が異なり、これによりフラップの幅が異なってくる。雷電の試作時にも見られる変化だ。
 キット付属のデカールにも2号機のフラップラインはついているのだが、キットパーツとは少し合わない。キットパールをスキャンして作画した自作デカールはもちろんぴったりフィット。
 テールレターの文字色は黄橙色との情報が得られたので、W+R+Yでオレンジっぽく印刷した。
 零戦のキットを眺めるとフラップ表面にモールドされた三角形状の部分が非対称になっていることにお気づきだろうか?1号機では対称に作られたこの部分は広がったエルロンの分だけ欠けて非対称になったようだ。

モデルアート2007年4月号読者プレゼント提供デカール

参考資料:ホビージャパンMOOK 190 エアモデリングマニュアルVol.1

けいしんのぺーじ