エアフィックスの1/72　タイガーモスには箱画には描かれているウインドスクリーンの透明パーツがついていない。ずいぶん古いキットなので、当時のエアフィックスの透明パーツが付いていたとしても氷砂糖のかけらが入っているような感じの使用に耐えない物であっただろう。
　当初、窓枠デカールを印刷して透明プラ板に貼り風防再現をかんがえたが、デカールを貼った後の切り出し作業が大変（デカールがはがれてくる）なので思案していた。
　打開策として、最初にひらめいたのはＯＨＰシート。デカール紙の代わりにＯＨＰシートに印刷すればいいのでは？からはじまり、どうせ透明なんだからプラ板でも同じではないだろうか？接着も楽だし。で、いきなりプラ板挿入に決定！すんなりできあがったのがこの写真。失敗時に備えて各２個印刷した。ここら辺は、製作者と使用者が同じ事による利点である。（自画自賛？）
　実際にこの印刷データーを作る前には当然トライ・アンド・エラーが必要で、前席と後席とでは機体上面の曲率半径が異なるため別に用意しなければならいと気づくにもそう時間はかからなかった。そう、この風防を手にするにはわずかな時間努力するだけでよかったのだ。市販されるのを待つことを考えれば。こうして貴重な休みの一日が楽しくすぎていった。

　この試みでタイガーモスは完成を見たが、新たなステップアップをこの画像はｋｓｉｎに要求している。ま！1/72だから克服可能か。