ブロム・ウント・フォス Bv-141

 今をさかのぼること20数年前、高校4年生であった僕は夏休みの小遣いをはたいてボークスの通信販売を申し込んだ。田舎に住んでいたのでエアーフィックスのキットなど目にする機会の無い生活をしていた。まして,どこに行けば買えるのかも知らなかったので雑誌の通信販売の広告で見つけて大喜び!商品の到着を心待ちにしていた。ところが、届いたキットは箱を開けてびっくり!氷砂糖のようなキャノピーにざらざらリベット!完成はしたけど中は見えないさんざんな想い出のあるキットだったが40をすぎた今頃になって再度挑戦してみたくなり再度入手した。当時とは同じキットとはおもえないほどキャノピーのクリアさにびっくりしました。改良してくれてありがとう。

 このキットは当時モデルアート(だったと思う)に掲載されていたモデルトロニクス?とか言うコーナーにあった回路を思い出して組み込みプロペラをはじくと回るようにしてみた。当時もこの回路は同時に注文したエアーフィックスのB−29に組み込みプロペラを回るようにしたのだが機体や主翼の変形が高校生でノウハウのない僕には手に負えず未完成のままどっかへいってしまった。

 大人になって知り合った伊勢フライング?ヴィーナスの会長さんの部屋の片隅に作りかけたこのB−29を見つけた僕はこのキットのリベンジは会長にまかせることにした(勝手におもっているのだが)。でもいまだに完成したと言う話はまだない。

けいしんのぺーじ