困ってしまったことあれこれ
A variously trouble some thing

 デカールの製作といっても特別なことが必要なわけではありません。ただ単に印刷用の紙にデカール紙を使って印刷するだけのことなのです。でも、そこはそれで実際に作ってみるといろんな問題にぶつかります。
 ここでわたしがぶつかった他愛ない壁を紹介させていただきます。

その1 白いいろで印刷したいのに!
Though I want to print it by white.
 ふつうの色は普段使っている方法で印刷できるので問題は無いのですが白色で印刷しようとすると白い色はプリンターでは地色と判断されてしまいなにも印刷されないまま印刷終了になってしまいます。
 解決方法はいたって簡単!印刷用データは黒色の単色で作っておいて印刷するときにプリンタードライバの設定で特色印刷をチェック!表示された特色の中から白カセットを選ぶだけで簡単に解決。ヾ(^v^)k

その 2 透明の存在に気付く!
I notices the existence of the transparency.
 白色は黒でデータを作ればいいのはわかった。しかし全体の画像を見たときにやはり白はみえなくなってしまう。
 白が見えるように背景に薄い水色でもつけてみるとなかな具合よく見えるようになった。
 ところがこれではデカールを印刷するときに背景の水色も印刷されてしまうではないか。(:_;)
そうだ!デカールのフィルムは透明だ!透明はないのか透明は!

その 3 しろがかすれてしまう!
Oh! White grows faint.
 白い色だけを印刷している分にはきれいにできて大満足であった。ところが、塗装部分が白色ではない部分に貼るデカールは下地に一度白色を印刷しておいてプリンターのページ合成機能を使ってカラー印刷を行う。すると、なんと白色の印刷のはしっこが所々剥がれてしまうではないか。
It was beautiful when only a white color was being printed.
However,as for decal to put in the part where a coating part isn't white
Youmust print white first.It is done by the page composition.

メーカーへ見本をつけて修理に出す。

*****メーカーからの回答*****

「ご使用の紙は専用紙ではありません。指定の用紙をお使いください。」

がびーん

メーカーからの回答はごもっともなものである。解決策は自分で探すしかない。
白色印刷のデータをそのまま利用して光沢仕上げ印刷をしてみる。
結果は良好であった。しかし一枚のデカールを印刷するのに
途中でインクカセットを交換しなければならない回数がまたふえた。
このころはMD-1000を使用していたのでした。

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