三重スカイフェスタ2000協賛展示レポート

 平成12年10月7日、第25回パラシューティング世界選手権伊勢志摩大会が三重県営サンアリーナを中心に開催されました。

 開会式は好天に恵まれ、秋篠宮殿下ご夫妻も同席された開会式には我がクラブの楠木会長も招待客として参列していただきました。(とっても暑かったと思います。ごくろうさまでした)

 

 開会式に飛来する予定だったブルーインパルスは直前に不測の事故により参加不可能になってしまったが、西井会員の誇るアクロチームが穴埋めを行って来場者の不満を和らげていた。(たぶん)

 私たちフライングビーナスは空の遊びゾーンにおいて、飛行機を楠木、原田、日比氏合作のライトフライヤーのジオラマを先頭に年代順に展示したゾーンと、旅客機やアクロチームなどテーマ別のゾーンを展示しました。

裏話第一話
 フライングビーナス航空機部門製作班は歴史順に機体を並べ進化がわかりやすい様に展示を始めたのですが、展示も終了間際になって

全員@”あれ?隼が無い!零戦もムスタングも無い!誰か作ってないの?
しーーーーん
会長@”それじゃあ、僕の作品を持ってくるわ

 で、事なきを得て無事有名機を加え展示は完了したのでした。みんな一体なに作ってンでしょうね。

裏話第二話
 当日は西井氏を中心としたフラビスタッフによるプラモ製作教室が行われたのですが、万が一開会式当日が雨天の場合は秋篠宮ご夫妻は予定を変更して当教室を見学なさいますので、テレビカメラはこことここに、当日は失礼のないようにくれぐれもよろしくと事務局の山下氏からの通知。”えー!どうしよう”
とスタッフの心配をよそに当日は見事な快晴。模型教室の間、空をピッツやグライダーやヘリコが円舞していたのでした。

裏話第三話
 
私達のブースを訪れた伊勢市の水谷市長の思いがけないお話。展示してあった隼を見て

おーこれや!わし、この飛行機をつくっとったんや。学徒動員やったから部品やけどな!

エッそうだったんですか。もっと細部の記憶は残っていませんか。

裏話第四話
 警備スタッフのおじさんからスタッフに軟問がなげかけられた。

きみらぁ、日本を最初に爆撃した飛行機何かしっとるかぁ?

裏話最終話
 大勢のお客さんの声

お客さん@”こんな飛行機どこに売っているんですかぁ?
スタッフ@”これはみんな。プラモデルですから模型やさんとかおもちゃ屋さんにありますよ
お客さん@”えぇー!プラモデルってちゃんと作るとこんなになるの!知らんかった

 と言うことがありました。当初,事務局の方もプラモデルの展示を見たことが無いので写真を見せてほしいと言われ,過去のクラブ展示会の作品写真を見せた所、大変感心していただき展示ステージ二枚にアクロ展示が見栄えするように青空のバックスクリーンの設定、当日は警備員の配置、柵の設置などご尽力を賜りました。
 おかげさまで大したトラブルも無く(ちょっとの破損トラブルはあったものの)無事終了しました。なにも知らずに訪れたお客さんもプラモデルの完成品の質の高さは十分に伝わったのではないでしょうか。

 けいしんのぺーじ