同じ色には見えない?

 適当な色紙の端っこを数ミリ角に切り取ると、小片と元の紙の色は異なって見えます。
 面積が変わることで、それを見るのに使用される視細胞の構成比率が変わるためでしょうか、明るい色は面積が小さくなるとより暗く、色も鈍く変化して感じます。この現象を色の面積効果といいます。
 つまり、実機と同じ色を1/72の模型に塗ると同じには見えない事を意味しています。小さな模型で実物と同じように見せるには実物と同じに見える別の色を使用しなければなりません。

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