ページ合成の使い方-白色編-

 ここでは、会長@IFV製作による白色の隠蔽力試験を見てみます。白色プラ板にオリーブドラブ、黒、赤、青を塗った物に文字と白線を使ったテスト用データを用意、ページ合成により印刷回数を変化させた物をデカールに印刷して先のプラ板に貼り付けた物。

 上から、特色ホワイトによるページ合成での変化をみる。W1〜W4は特色ホワイトによるページ合成の回数を示している。次のW1B〜W4はベースドホワイト。いずれの場合も4回目でほぼ満足のいく隠蔽力を示しているが、3回でも十分な隠蔽力が見られる。さすがに1回〜2回の印刷では色の境界が見えてしまっている。また、詳細に観察してみると、わずかに特色ホワイトの方が隠蔽力が優れているようだ。より完璧を求めるとデカール印刷のプロセスがどんどん複雑にになり、それに比例して失敗の確率も増えていく。どこで、やめるか引き際が肝心な事は分かってはいるが、やめられないのが趣味の世界。

けいしんのぺーじへもどる