サボイア・マルケッティS55X窓枠

 デルタ2製1/72サボイア・マルケッティS55Xに附属のキャノピーは肉厚があり、モールドされている窓枠も実機とは異なるらしいので、製作に際し購入したエッチングパーツを元にタミヤの透明プラ板にMDプリンターを使用して窓枠を製作した。エッチングパーツを使用する際にガラスがキャノピーにフィットするようにエッチング用窓枠も用意しておいた。

 透明プラ板にMDプリンターで印刷する場合、プリンターの特徴である多層印刷を利用して内側は黒色で、外から見るとメタリックシルバーとメッキシルバーのツートーンになるようにデーターを配置して印刷してみる。

 実際にできあがった物をデジカメで撮影したもの。計器盤の裏から計器を貼れば計器盤の立体表現が簡単にできる。窓枠パーツには失敗を考慮して予備パーツを配置しておく。

 ピクセル等倍画像の窓枠。これを透明プラ板に300dpiで印刷すると実際の大きさでキャノピーが作れるが、プラ板への印刷ははメーカー指定外の行為になるため自己責任で行うことになる。十分な大きさのプラ板を用意しておき、エッジでインクリボンが切断されるのを防ぐために養生をすることをお奨めしておく。

けいしんのぺーじ