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| 2011年IFV展示会テーマ”３０ｃｍを越える艦船”用作品に選んだレベルの1/144シーシャドウ。船体に描かれた目盛りを再現するための付属デカールは色ずれと網点以外にも現在入手できる写真とは異なる部分がいくつか散見されるので新たに製作した。 このデカールは船体の目盛りが右舷のみで、左舷には喫水数字のみが描かれている非対称マーキング状態を再現する。自作用デカール紙の特徴である切れ目無しの１枚物と言う点を逆手にとり、あえて大きめに余白をつけてデカールを切り出し、キットのパネルラインに沿ってトリミングすることでデカール縁を見だたなくする。 船体側面の目盛りは、Ｂ５サイズの用紙に合わせて前後を分離して３分割とした。これは，ほぼＡ４サイズのファインモールドを使用すれば一体で印刷することは可能であるが、使用時に大きすぎると取り扱いが困難になるのを避ける為でもある。 |