1998年のトヨタカローラWRCは、ラウンドごとにカラーリングが微妙に違っていました。それは、ドアにそのラリーの開催国の特徴をペイントしていたからなのです。アクロポリスラリーには、ギリシャ彫刻を、雨の多いRAC(イギリス)のラリーでは色とりどりの傘を、というふうに。ビテスの1/43シリーズには出ていますが、1/24で挑戦しようと考えました。               ところが、WRC13戦を全部1/24で作るのは大変なので、いい方法はないかと考  えたところ、ドア以外は全部同じなのだから、残り12戦分はドアだけ作ることにしました。ボディのパーツを6個取り寄せ、ギコギコと左右のドアだけ切り取りました。
 ドアの絵をどうしようかと色々探したところ、そのうちの6戦分は、アフターマーケットのデカールなどで対応できましたが、残り6戦分はどうしても作らなくてはなりません。                              そこで、この「けいしんさん」に教えを請いました。なるべく車の正面に近い写真をイメージスキャナーで取り込み、後はフォトショップの出番。拡大したり、ゆがめたり。修正をかけて、印刷をして出来上がり。デカール作り初心者の私にもできました。

けいしんのぺーじ