1/96 サターンV型用デカール

1/96サターンVデカールについて

 2001年度、伊勢フライングビーナス展示会のテーマ”2001年宇宙の旅”に合わせて製作したレベルの1/96サターンV型ロケット用に製作したもの。白いプラ板をくるりと巻いて作るロケットの機体は意外と上手く仕上がるが、このプラ板ににはあらかじめマークが印刷されている。そのため塗装をするとこのマーキングを消してしまう事になる。また、印刷自体も今日の目で見るとあまい印象で中途半端だから作り直す事にした。

 資料を求めて図書館や書店をさまよって見たが30年の歳月に阻まれ入手できなかったが、インターネットで検索したところ30周年記念サイトを発見!必要な画像を入手する事ができた。また、このサイトの発見に至るにはYahooの掲示板での情報が非常に役立った。

 サターンロケットは姿勢判断様に塗装された白黒の塗り分けが機体ごとに異なっているので何号を作るかによって、使用するデカールも変わってくるので注意が必要。

 ポジションセンターラインはこの面が発射台を向くので機体を組み上げる時の目印になる。丸い機体に白黒塗装なので、各段ロケットを積み上げるときには注意が必要で、キットにも何となくはめ合わせ用のモールドがあるがはっきりしないので、塗装とマークを頼りに積み上げているのが現状である。

 モデルアート2002年4月号の読者プレゼントになりました。

 2009年5月に再販された同キットを再度制作すべくデカールも少修正を行った。画像上は失敗に備えて予備アイテムを増やしただけに見えるが、実際に使用した結果、白い部位に貼る物についてはデカールの常識である特色ホワイトによる下地処理を廃止し、アポロロケットの特徴である白黒のストライプにまたがる物については下地の明度差を押さえる目的で黒を下地色としてベースドホワイトで白色を上乗せしている。

完成したアポロ11号を見る

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